2014年3月5日水曜日

のびのび子育て4月号 歳時記便り

のびのび子育て4月号 
連載企画「歳時記便り」
文・絵 MICAO
4月テーマに困らないと思いきや、
メジャー節句年中行事が無い!のです。
何とか探し当てたのが、「お花見」。
これも、稲作文化の中では、大切な祭事でありました。
正月の どんと焼きで山に戻った神様が、山の神様となり、
春になると、狐の姿に化けて、里へ降りて来られます。
降りたつところが、桜の木々。
桜の花は、神様がお越しになった証。
田の神様として迎え入れ、
桜の木の下で、神様と楽しく宴を持ち、
田植えを前に身を清めるのです。
それがお花見の由来。
江戸時代に、お花見で町おこし!とばかりに、
幕府奨励のもと、あちらこちらで桜の木が植えられ、
飲めや歌えの、現在のお花見の形になりました。
やれやれ。


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